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クリスマスローズに魅せられた男の、汗と涙、笑いにあふれた日常です
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2017クリスマスローズ原生地ツアー その24
2018-04-01 Sun 10:32
お花見をする間もなく桜が散ってしまいそうです・・・。
今年は開花が早かったですね。
いつもは原生地から帰国してもまだ残っているのですが、今年は
行って帰ってきたら完全に葉桜になっていそうです。

では、2017年4月8日(土)、ツアー8日目、原生地巡り7日目の続きです。

通行止めになっていた、モンテネグロ~ボスニア・ヘルツェゴヴィナ国境。
ランチの後に向かうと通行止めは解除されていました。

20180123a.jpg
・・・が、喜んだのもつかの間、大渋滞・・・。
前方左が手に見えるのがボスニア出国ゲート。
右側にトラックが大行列していたので、左側をするするする~っと抜けていったら、
対向車とにらめっこ(笑)
「バックしろ」と言われるけど、後ろからも来てるから身動き取れず・・・。

抜かされたトラックの運転手がこっちに来てなにやら話してたし。
後から聞いたら、「殺すぞ!」って言われたらしい(笑)
Sašoは、「右側が工事車両で、一般車は左だと思った」って言ってやりすごしたみたい。
でも絶対、確信犯で抜かしていったんだと思う(笑)

結局、「日本人観光客を乗せたツアーだ」っていう説明をして、さらにこっそり『袖の下』を
渡したようで、お咎めもなく通過。
怖いというよりとにかく笑ってしまうトラブルでした。


国境越えに時間を取られてしまったので、次のサイトへ着いたのが16:00前。


20180123b.jpg
サイトNo.1748
H.odorus
標高930mくらい。

20180123c.jpg
オドルス平原」と呼んでいるサイトです。
ひたすらだだっ広い平原に点々とオドルスが自生しています。

20180123d.jpg
銅葉が綺麗な個体。
先日、モスタルからガツコへ抜けた時に見たオドルスのゾーンの南端と思われます。
なので花、葉っぱもそれと似た感じ。

20180123e.jpg
ただ、ここの銅葉は本当に綺麗でした。

20180123f.jpg
ちょっと自撮りで遊びすぎ?(笑)
これだけ開放的なサイトだと童心に帰っちゃいます。


オドルスのゾーンの南端を確認しつつ、南下していきます。
20180123g.jpg
サイトNo.1749

2015年にも訪れたサイトです。
2015年の記事

20180123h.jpg
H.multifidus subsp. hercegovinus/H.odorus ?
前回訪れた時、ヘルツェゴビナスとオドルスの交雑ではないかと判断した場所です。

20180123i.jpg
今回、このサイトで唯一かな?ピコティの花。

20180123j.jpg
蕾にも口紅のようなピコティ。

20180123k.jpg
葉が展開してきている個体を見つけました。
やっぱりヘルツェゴより太くてオドルスより細い気がしますね。

20180123l.jpg
この銅葉も中間っぽい。ややぽってりでかわいいです。

20180123m.jpg
ヘルツェゴヴィナスのサイトを見る前だったら、「これはヘルツェゴヴィナスですよ」
って言われたら信じちゃいますよね。
先ほど、ゾーンど真ん中のヘルツェゴを見てきたんで、これはやっぱり交雑かな?って
想像できますよね。

20180123n.jpg
交雑帯恒例の、葉っぱ比較。
いかにも、血が混ざり合ってる感じが見て取れますね。

20180123o.jpg
さきほどのヘルツェっぽい株とは逆に、これは「オドルスですよ」って言われたら
信じちゃいますよね・・・。

こういうのを見てくると、園芸店などで販売されている原種の品種名表示って
一体何なんだろう?とか思ってしまいます。
いや、そもそもヘレボルスという植物を品種分けする意味があるのかな?とまで
考えてしまいます。

なんか、「人間」というものと同じだなーとか考えてしまいました。
日本人だ、アメリカ人だ、という国で分けたりとか、~民族などで分けたり、宗教で分けたり。
そんなことをして分けても、中では複雑に混ざり合ってる。

そんなことを考えていると、原種の真贋についてとかどうでもよくなっちゃいました。
ちょっと前までは、原種ダブルの真贋論争とかもありましたよね。

とにかく、交雑帯は面白いです。
原生地探索の一番の醍醐味だと思います。
・・・だからやめられなくなっちゃったんですよね・・・。
原生地は一度では終わらない」
と言ったS店長。さすがです(笑)


ここで今回の原生地巡りは終わり・・・と思ったんだけど、サイト数が49だったので
キリよく50にするためもう一か所見ることに。

20180123p.jpg
サイトNo.1750
H.multifidus subsp. hercegovinus

さきほどの交雑と思われるサイトから車で30分ほど。
標高620mくらい。

20180123q.jpg
ここはヘルツェゴヴィナス単体のサイトと考えています。
ここよりも南へ行くと標高が下がり、途端にヘレボルスが見られなくなります。

20180123r.jpg
これにて、2017年の原生地探索は終了。

今回も有意義な調査旅行でした。
今回から、DNAによる研究という新たな一歩を踏み出すことができ、今後
どのような結果が出てくるのか楽しみです。
結果が出るのはかなり先になりそうですけどね。待ってます。

では、最終宿泊地ドゥブロヴニクへ向け出発。
20180123s.jpg
まずは、2015年に宿泊した街、Trebinje(トレビニェ)を通過します。
高台から見るとこじんまりして綺麗な街。
前回宿泊した時に朝の散歩しなかったことを後悔。

20180123t.jpg
トレビニェを抜け、ボスニアとクロアチアの国境を目指します。

20180123u.jpg
18:40、国境到着。
見づらいけど、右側がボスニアナンバーの車。左側がクロアチアナンバーの車。

20180123v.jpg
ここでも足止め・・・。
休憩の時間だか引き継ぎの時間だかで、それが終わるまでは通れないらしい。
国境越えは一筋縄ではいきませんなぁ(笑)

20180123w.jpg
15分ほどの足止めで済んで、クロアチア入国!
時刻は19:00ちょっと前。日が暮れかけてる・・・。

そして次回、夕暮れのドゥブロヴニクです。
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