クリスマスローズに魅せられた男の、汗と涙、笑いにあふれた日常です
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クリスマスローズの原生地を訪ねて その2
2013-04-09 Tue 02:01
なんだか、フっと気が遠くなる瞬間があります。運転中とか、作業中とか。
疲れのせい?時差のせい?酔い止めの薬の過剰摂取のせい?
いつもは眠くはなっても意識が飛ぶことはないのですが・・・。

とりあえず、前回の続きに行ってみます。


ムルチフィダス・ムルチフィダスのサイトからさらにボスニア寄りへ進んでいきます。
つまり、グリーン花が多いムルチムルチから、ボスニアの有名なトルカータスのサイトへ
徐々に近づくことになります。

標高も少しずつ上がって、雪が見えるようになりました。

20130408a
あるサイトへ到着したのですが、雪まみれ・・・。

ここはこの旅で唯一、ニゲルを見ることのできるサイト。
確か、クリスマスローズ協会のツアーでも来ているんじゃないかな?
林の中へ入るとニゲル、明るい低木の周りにはトルカータスとムルチフィダスの交雑種が生えているという、
一粒で二度おいしい、有名なサイトだそうです。

20130408b
なんとかかんとか、一株だけニゲルを発見!!
低木の下で、ひっそりと枯れ葉から顔を出してくれていました。
付近を探しても、咲いてるニゲルはこの株だけ。
うれしくて涙が出そうになりました・・・。


20130408c
写真撮るには、こんな姿勢にならないといけません(笑)

チベット仏教で、「五体投地」といって、体を地面に投げ出してお祈りする、というのがありますが、
まさしく体を原生地に投げ出して、顔を出してくれたヘレボルスに感謝を捧げながら写真を撮ってます。
思わず、「ありがとう」って言っちゃいました。


雪で諦めていた我々でしたが、ニゲル発見をきっかけに、まだあるんじゃないか?と探し始めます。

20130408d
あったあった~。
低木で雪が遮られた場所に、トルカムルチ発見です。
ニゲルからほとんど離れていない場所です。

20130408e
もう一株発見~。
こちらは色が濃いですね~。

とりあえず、何も見られずに終わるということはなく、成果はありました。

ニゲルとトルカムルチがうまく住み分けていて、でもこの二つが交雑している花を見たことはない、
ということでした。
同じヘレボの原種でも、かなり遠縁になるんですね、やっぱり。

20130408f
ここで、道を渡った林の中でプリムラ・ブルガリスと遭遇。
今まで原生地を訪れた方たちの話によると、ブルガリスが咲いていれば大抵ヘレボも咲いているとか。
ちょうどいい目印になるそうですよ。
こういうのって経験積まないとわからないものですね。


さらに東へ進んで行きます。
クロアチアでは有名な観光地「プリトヴィツェ国立公園」の一角なはずですが、湖は山の向こう。
全く観光なんてできませーん(笑)
まぁ、雨模様だったから、湖見てもね~。

20130408g
こっち見てたほうがドキドキしますね。
なんとも表現しにくいいい色合い。

たぬんもっと濃い色なんでしょうが、直前まで雪の下に埋まっていたために薄い色合いになってるんでしょうね。
「ムレ花」
なんて呼び方してます。

20130408h
「交雑ゾーン」
て聞いてはいたけど、まさか隣同士でこうも違う花が咲いてるとは・・・。
なんとなく、グリーンのコロニーから徐々にパープルのコロニーへ、っての想像してたもんで・・・。

もうここらへんで、「ヘレボの原種ってなんなの???」ってパニックです。

20130408i
むちゃくちゃ丸くてかわいい個体もあります。
これは見とれちゃいますよね~。

20130408j
花がかわいらしいからといって、じゃあ株はちいさくて弱弱しいのか?というと、
この葉っぱ見ればわかるように、デカイんですよ。

ここは牧草地で、遠くに羊の群れが歩いてました。
当然この場所にも来るでしょうから、フンなどもする。
なので、土はかなり肥えていると思われます。
ところどころ、石灰岩が顔を出してるんで、土自体は深くはないと思いますが。
石灰岩のくぼみに枯れ葉などが堆積し、放牧の動物の天然の肥料で肥えている、ってイメージかなぁ。


ここまでで午前中の行程終了~。
ランチにします♪

20130408k
「Macola」というお店。
これ、「マコラ」じゃなく、「マツォーラ」と読むらしいですよ。
このお店のほかにもホテルなんかも経営してるチェーン店らしいです。
観光バスが乗りつけるようにでかい駐車場、お店もめちゃ広かったです。
裏には本物の熊を飼っているし・・・。

おそるべし、マツォーラグループ。富山からクロアチアまで・・・(謎)

20130408l
料理は伝統的なクロアチアの料理だそうです。
ビーフスープや、キャベツの酢漬け、ラム肉のローストなど。
なかなかおいしい~。
でも量が多い・・・。

ランチ食べた時点で胸やけしてました(笑)


さて、午後の部。トルカムルチが続きます。

20130408m
なんか自分で勝手にトルカムルチってこういうの想像してました。
花はグリーンで、苞葉が変わってる、みたいな。
エッジが白く抜けてますね~。


でも、すぐ近くにこんなのがあったり・・・。

20130408n
なんか、リトルマーメイドの世界に出てきそう。
イソギンチャクとか・・・。
または、ファイナルファンタジーの敵モンスターとか(笑)

20130408o
これは軸が赤いですね~。苞葉も赤い。
でも、花はグリーン。


20130408p
むこうに民家が見えますね。
ヘレボルスのサイトって、なんとなく人里に近いところが多いんだそうです。
「ヘレボはさみしがりや」
なんて言葉がるとか聞いたような・・・。
まぁともかく、人が住むようなやや開けた土地が合っているっていうことですかね~。
養分落としてくれる家畜なんかもいるし。

ただ自然に生えているだけじゃなく、人と共生してるんだって思うと、余計にヘレボルスが
かわいく思えてきました。

20130408q
この個体はトルカータスっぽい雰囲気がありますね。
濃いバイカラーでベイン。

交雑帯、本当に面白いです。

20130408r
懸命に写真を撮る、ツアーリーダー。

よく見るとわかるんだけど、このサイトゴミだらけなんですよ。
というか、この先どこへ行ってもゴミが落ちていないサイトはほぼありません。
不法投棄なのか、みんなが適当に捨てちゃってるのか。
写真に写りこまないようにするのが実は結構大変だったりします。

これが現実なんですね~。本とかじゃ絶対に伝わってこない。
そう、自生地じゃヘレボルスは雑草なんですよね。
別にそのサイトが全滅しようが、造成しようがゴミ捨て場にしようが、気になんてしない。
自分らがタンポポやらをいちいち気にして造成なんかしないようにね。

20130408s
我々にはとっても魅力的に見えるこの写真だって、現地の人が見れば「???」でしょうね~。


20130408t
今回はこれで締めます。

写真多すぎるかな?
これでも結構絞ってるんですが・・・。なかなか進みませんね(笑)

次はいよいよボスニア入国。トルカータスを見に行きます。
最初の行程ではそこまで足を延ばすことにはなってなかったように思ってましたが、とにもかくにも
モノホンのトルカータスを見に行ける!!これだけで心躍りました。

ではまた!!

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この記事のコメント
no.2329:
ツアーお疲れさまでした。
写真が綺麗ですね。楽しませていただいてます。

しんさんのところの「出遅れちゃん」も可愛いですが、原生地に咲く原種っていいですね。
場所の力なんでしょうか。
空気の色も全然違うみたいだし、鉢に植わっていたらどう頑張ってもこういう雰囲気にはならないんだろうな~と思いました。

…とか言いつつ、花屋で売ってたら買っちゃいそう。。ヾ(´Д`*)
2013-04-10 Wed 17:51 | URL | えけべりあん #-[ 内容変更]
no.2331:えけべりあんさんへ
えけべりあんさん、こんばんは~。

原種って、ハイブリッドと違って地味~なんですが、
原生地で咲く花たちはどれも力強くて、元気をもらえますよ。

一株一株もとてもかわいい子いましたよ。
そういう小は鉢に植わっていてもかわいいと思いますよ~。
2013-04-12 Fri 01:51 | URL | しん #knr25k1o[ 内容変更]
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