クリスマスローズに魅せられた男の、汗と涙、笑いにあふれた日常です
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クリスマスローズの原生地を訪ねて その6
2013-04-29 Mon 23:44
みなさま連休いかがおすごしですか~?
うちは、ハウスの遮光したりヘレボの二年苗の植え替えを開始したので、作業に追われる毎日です。
連休後半はどこか行きたいなぁ。


さて、のんびり更新中の原生地レポです。


トルカ、ムルチ、オドルスの交雑の変異を見て、すでに時計はお昼過ぎ。
昼食を摂れる場所を探して車を飛ばします。


やっとのことでレストランを発見~。
20130429d.jpg
いかにも地元の人が行くレストランて感じ。
日本人なんて来たことないんじゃないかな?お店の人に超見られてますね(笑)


20130429a.jpg
まずはとにかく水!!!
モスタル出てから買う場所もなくて、水分全く摂ってませんでした。
日本みたいにお店入るとお水が出てくるわけじゃなく、ミネラルウォーターを注文しないといけないんですが、
最初はいちいちお金払って水飲むの抵抗ありました。

あと、ガス入りとガスなしがあるんですよね。
炭酸水なんて、日本ではお酒割ったりとかしか見かけないんで、やっぱり不思議でしたね~。


20130429b.jpg
サラダ。
こっちに来てからサラダっていうと大抵ピクルスやらキャベツの酢漬け。
レタスとかキュウリとかのフレッシュサラダってあんまり見かけなかったですね。
でも、キャベツの酢漬けうまうまでした~。


20130429c.jpg
そして肉!!!
これはラム肉だったかな。
味はシンプルな塩味といったところで、「豚足みたい」と言ってる人もいました。
自分は豚足食べたことないからよくわかんない(笑)

こんなときのために持参していたマヨネーズをつけたらうまうまでした~。


お腹も満たされ、再び出発~。
いよいよボスニアともお別れ。モンテネグロに入国です。

同行した人たちが前回3時間足止めをくらったといういわくつきの国境(笑)
ちょうど東日本大震災のあとで、世界中に福島の原発事故が知られた時期だったため、
放射能のチェックのためにカンヅメにされたそうです。
ほぼ日本人なんか来ない田舎の国境だったのも理由のひとつだったようです。


めっちゃドキドキしながら国境へ。
当然写真やらビデオなんか撮らないし、バッグの奥底へしまいこんじゃいました。


なんかすっご~くジロジロ見られ、笑顔一つない国境の警備の方々・・・。
この時間、すっごく長く感じました。


でもなんとか今回は15分ほどで終了。ホッ・・・。
ここでカンヅメくらってたら、ヘルツェゴのサイトに着く時には暗くなってたかもしれません。


モンテネグロ入国し、サイトを目指します。
しかし、どうやら新しい道ができていたようで、だいぶ変わってしまっているみたい。
「こっちでいいんだっけ?」「いや、あっちの道だったんじゃない?」「こんな道なかったねぇ」
などと、車中は混乱。
来たことない自分はともかくおまかせするだけです~。


んでもって、とにかく到着。

20130429e.jpg
このお家が目印だったようです。
以前来た時、ここの家の方々に招いていただいてお茶をごちそうになったそうです。

自分は、今回来られなかった新舟さんから写真を預かってきていたので、まずはご挨拶をと
ヘルツェゴ見たい気持ちを抑えながら訪ねました。
あ、もちろんこのお家の人たち英語通じません。

なんだか強面のおじさんと優しそうなおばさんが出てきて、いぶかしそうにしてたんだけど、
写真を見せた途端にニコニコ~ってなって、手をぐいぐい引いて「寄って行けよ」ポーズ(笑)

カメラを車に取りに行くヒマもなく、もてなされちゃいました(笑)ビデオは撮ったんだけど・・・。
いきなりキツイお酒が出てきたけど、それは自分はパス。みんなは飲んじゃってたけど・・・。
手作りの羊のチーズとパンがめちゃくちゃうまかった~。
普通にツアーで旅してたら、こんな経験絶対にないですよね。

30分くらいのんびりしちゃったので、「そろそろ見に行きたいんだけど・・・」とサーショーに
通訳してもらい、サイトへ。
このお宅の私有地がそのままヘルツェゴの自生地になってます。
掘って持って行ってもかまわない、とのお許しもいただけましたよ~。


20130429f.jpg
夢にまで見たヘルツェゴの自生地。
雨がザーザー降ってるけど関係な~い。
でもさすがにカメラをゆっくり構える余裕はないです。


20130429g.jpg
タイミングがちょうど良かったのか、新葉が展開する一番かわいい時期と、すっと立ち上がる花、
両方見ることができました。

もう、そこらじゅうからめっちゃ細い新葉が顔を出してきていて、桃源郷のようです。


20130429h.jpg
ただこのサイト、以前みなさんが訪れた時にはもっともっと広くて、くぼ地に大きな木があって、
そこのまわりも一面ヘルツェゴだったそうです。

その場所、道路の拡張工事のせいで見事に埋められちゃってました・・・。
なので、サイトのど真ん中をキレイな舗装路が横切っちゃってます。
こういうのも仕方ないんでしょうね。ヘレボはしょせん雑草ですからね・・・。


20130429i.jpg
雑草とはいえども、ここのお家の人に訪ねると、「花の時期には遅い」とか答えてくれてたので、
全く気にも留めていない、ということもなさそう。

ただ、園芸としてなにか花や植物を育てる、ということもなさそうでした。
実際、このあと出会うモンテネグロのガイドさんに尋ねたところ、花なんかを自分のところで育てる人なんて
ほとんどいなくて、みんな育てるなら野菜だよ、と教えてくれました。
ヘレボをわざわざ庭で育てるなんて、考えもしないんですね。
日本とかイギリスみたいにハイブリッドの鮮やかな園芸種を見ることもないでしょうしね。


20130429j.jpg
ヘレボの葉っぱフェチには堪らないです・・・。
もうこれは、「わかる人だけわかってくれ!!」ってレベルですね(笑)


20130429k.jpg
この原種はどうしても花よりも葉っぱに目が行ってしまいますね。

でも、中にはベインやピコティの個体があったりするんですよ。
今回はベインとピコティ、それぞれ1個体ずつしかありませんでしたが。
行く前に「あるんだよ」とは聞いてたんだけど、半信半疑でした。
「交雑してるんでしょ~」と思ってたけど、周りをみたらそんな気配全くないんですよねぇ。

ベインとピコティは、写真撮れませんでした・・・。
某先生が撮影してたので、いずれ発表されるかも???


20130429l.jpg
銅葉っぽい個体もちらほら。
もっと濃い葉っぱもありました。


20130429m.jpg
花は本当に清楚。
でも、弱弱しいカンジは全くしません。

雨露がしたたる美人さんです(笑)
晴れてたらこんな写真撮れなかったね~、なんて強がりを言っとく。


20130429n.jpg
箱庭みたい。


20130429o.jpg
花がなくても華がありますね~。


20130429p.jpg
不思議なことに、花茎がすごく長いんですよね。
「こんなに伸びるか~?」ってくらい。


20130429q.jpg
はしゃぎまくってずぶ濡れになって、それでもはしゃいで、野々口さんに写真撮ってもらいました(笑)
ムリしてでもこの旅に参加してよかったな~って実感していた時ですね。
この一年前には、まさか自分がこの場所に行けるとは思ってもなかったですから。


20130429r.jpg
めちゃめちゃ名残惜しさを感じつつ、この場所をあとにします。
なんせ、ここからこの日の宿泊予定地であるコラシンまではかなり遠かったので。
結局4時間くらいかかったのかな?

その途中でどこか泊れる場所はないのかと相談していたんだけど、「コラシンの方が絶対にいいよ!!」と
サーショーが言ったのでおまかせしちゃいました。


みんなびっちょびちょになり、泥だらけになり、どっと疲れが出てたんだけど、車中はしばらくは
興奮状態。
「おれ、写真一枚も撮らなかったよ~」とか、「カメラぶっ壊れたかも・・・」とか、
「ここ住みたいです」とか(笑)

体が乾いて温まってくると、心地よい眠気がやってきて、爆睡しちゃいました。



なんとかコラシンへ到着。すでに21時近かった気が。
でもここで問題発生。
前回宿泊してとても良かったと聞いていたホテルが、改装中なんだか潰れたんだか、真っ暗。
さすがに焦りました・・・。

でも、地元の人に聞いて、他のホテルへ。
そこがめっちゃキレイなリゾートホテル。
コラシンはスキーリゾートの町だそうで、観光地なんですね。
スキーの時期はもうオフシーズンになるので、宿泊料金も安い。一泊二食付きで日本円で7500円くらい。


チェックインを済ませて遅~い夕食。


20130429s.jpg
メニューを撮影さたところで、カメラにトラブル発生。
全くピントが合わなくなりました・・・。

なので、夕食の写真はなし(笑)部屋の写真もなし(泣)

ただ、よく拭いて乾かしたら翌日にはカメラ使えたので一安心でした。


こうしてめちゃめちゃ密度の濃い一日が終わりました。
ここで疲れて寝たいとことだったんだけど、昼間に掘らせていただいたヘルツェゴの根洗い処理なんかで
時間を使ってしまい、寝たのは3時すぎだったかな。


さて、次回は、モンテネグロのガイドとしてイヴァンさんが仲間に加わり、いよいよセルビクスを求めて
動き始めます。


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クリスマスローズの原生地を訪ねて その5
2013-04-19 Fri 23:26
更新の間隔が開いてしまいました・・・。
なんだかファイルのアップロードがうまくいきません。
ちまちまと一枚ずつアップしています~。

モスタルでの夜は、早めに寝てぐーーーっすりと睡眠を取ることができました。
思えば、日本を出発してから毎日睡眠時間2、3時間とかだったので・・・。

20130416a
朝ご飯はシンプルなビュッフェ。
でも、スクランブルエッグやら、焼き立てパンなんかも出てきたので、十分満足♪
普段は朝食食べないんだけど、やっぱり旅に出るとおいしく食べちゃいますね~。
朝昼晩とがっつり食べてるから、太るかな~と思っていたけど、そんなことはなかったです。
肉もいっぱい食べたんだけどね。
逆に3食ちゃんと食べて、昼間動いていたから良かったのかもしれないですね。


さて、この日は朝からしっかりと雨・・・。
TwitterやらFacebookでそのことを伝えると、「やっぱり雨男が・・・」と、
すっかり定着してしまったようです(笑)

ホテルを出発し、山越えの道へ。
ムルチフィダス、トルカータス、オドルスのゾーンが交錯していると思われる地帯を抜けて行きます。

20130416b
どしゃ降りの雨の中、探索を開始~。
こういうグリーン単体の花が多い中・・・。

20130416c
こんな素敵なピコティの個体も♪


20130416d
苞葉とか、株の風情を見ると、昨日まで見てきていた、トルカとムルチの交雑に似てます。


20130416e.jpg
山道をちょっと走っては、群生していそうなポイントを見つけて停車。チェックします。
山の中をカメラが濡れないように傘を差して移動。なんかシュール(笑)


20130416f.jpg
ここらへんは低木のまわりにまとまって生えていました。


20130416g.jpg
枯れている葉っぱもチェック!!
う~ん、結構細いですね。やはりトルカやムルチの形質??


20130416h.jpg
赤ピコ。
こういうピコティって、どの原種から来てるんでしょうね?
トルカのサイトではベインは見たけどピコはなかったし・・・。


20130416i.jpg
こちらはピコにベインも入る個体。
しかも苞葉もちょっと丸っこくてかわいいですね~。
写真撮ってる時は必死で細かいところまで気づかなかったりします。


20130416j.jpg
パッと見渡すとグリーンの花ばかり。
昨日までみたいにバイカラーの個体はほぼ見つかりませんでした。


20130416k.jpg
山道を少しずつ下って行きます。
雪解け水が滝となって流れ落ちて行きます~。


20130416l.jpg
山道を抜け、幹線道路?へ出ました。
相変わらずの雨・・・。
自前のカメラは防水ではないので、そろそろ持ち出すのが不安になってきました。
おまけに車から出たり入ったりでかなり寒かったです。
なので撮影のテンションガタ落ち・・・。

さて、この場所、写真の右側に大群落がありました。
でも、写真左側にはほぼ見当たらない。
なにが違うんでしょうね~。

20130416m.jpg
ここは低木のまわりだけじゃなく、草むらの中にも点々と生えていました。
夏場は草がかなり茂って日陰になるのかな・・・。


20130416n.jpg
ん~、なんとなくオドルスっぽい風情になってきた???
まだ苞葉は細い感じはしますね。


20130416o.jpg
葉っぱチェック!!
あ~、オドルスっぽくはない感じがしますね。


20130416p.jpg
まだまだぽつぽつとこんな個体もあります。


20130416q.jpg
この写真見ると、やはり草むらよりも低木の下の方を好むように思えますね。
ちなみに、土のかたまりみたいなのがぽつぽつあるのは、家畜のフンです(笑)
写真の下の方に水がたまっているのは、トラクターみたいなのが通った轍でした。


20130416r.jpg
右の個体は紫の色がのっていますね~。
こんなカンジで、グリーンの花たちの中に突然ぽつんと色が乗っている個体があったりします。


20130416s.jpg
バイカラー?いや、グラデーション?


20130416t.jpg
草原に顔を出した石灰岩の脇に寄り添って咲いています。
岩のカルシウムがいいのかな~とか、岩が日光で温まるのでその脇は快適なのかな、とか
いろいろ想像しちゃいます。


20130416u.jpg
草原に挟まれた幹線道路をどんどん進むと、岩陵地帯に突入。
ゴツゴツした石灰岩たちが顔をのぞかせます。

天然のロックガーデン、って感じでしょ?


20130416v.jpg
道路脇がすぐこんな感じ。

こんな場所にヘレボが生えていたらすごく絵になるのに~と思って探してみましたが、
やっぱりこういう突出した場所には生えていませんでした。


20130416w.jpg
上の写真からちょっと道路のほうへ戻った場所、くぼ地には生えています。
しかもここ、銅葉の個体が!!

まぁ、あとから考えると、今までのサイトではまだ新葉が展開した個体をあまり見ていなかったので、
ここだけ特別、っていうようには判断できないんですよね~(笑)

とにかくこの葉っぱはまだオドルスではなさそうなカンジでしたね。

このサイトで写真撮ってたら、羊飼いのおじさんが犬と羊を連れだってやってきました。
英語全く通じないから、身振り手振りでなんとか意思の疎通はできました。
日本から持ってきたおせんべいとかあげちゃったりして(笑)
写真撮ったんだけど、他の人のカメラに収まってます~ザンネン。


20130416x.jpg
ワイルドで野菜い羊飼いのおっちゃんと、めっちゃ人懐っこい犬たちに別れを告げ、
また次のサイトへ。
ここはもうオドルスのサイトだということです。


20130416y.jpg
葉っぱチェック!!

あ~、確かに今までのサイトに比べて葉っぱの幅が広い。


20130416z.jpg
花も、見渡すとみんなこんなカンジのグリーン。
このサイトは形のいい個体が多かったです。


20130416za.jpg
ここは大株も多かった印象があります。

苞葉見ても、もうムルチっぽい風情は感じられないように思いますね。


20130416zb.jpg
もうちょっと進んでみます。


20130416zc.jpg
もう完全に見慣れたオドルスの花、って感じ。


20130416zd.jpg
こんなのがこの道路脇の斜面にずーーーーーっと生えてます。延々と。



この道路沿いはとても勉強になりました。
こうも顕著に変わって行くものなんだな~というのを体験できました。

そして逆に、「じゃあどこからがオドルスそのものなのか」という疑問も湧きました。
国内で、「オドルスピコティ」とか、「オドルスゴールド」「オドルスダブル」など見かけたりしますが、
こういったものも、交雑帯に近い場所で採種されていたとしたら・・・。
それをオドルスと呼んでいいのか、っていうことになっちゃいますよね。

ここらへんはやはり「園芸」として考えて楽しんで行くのがいい気がします。
これ、考えだしたら底なし沼にハマっちゃいますよ~。


ちなみに、この交雑帯、オドルスのサイト、結構探しましたが、ダブル見つけることができませんでした。
とんでもない個体数があるんだから、絶対にあるはず。
でもそれを見つけ出すには何日もかけてひとつひとつ探さないとダメでしょうね・・・。

ゴールドに関しても、黄色っぽいのは見つけられませんでした。
後日、もうちょっと標高の高いところでなんとなく黄色っぽいの見つけたので報告します。


ヘルツェゴのサイトについて一緒に書こうと思ってたんですが、写真多くなりすぎたので今日はこのへんで。
次回はいよいよ、夢のヘルツェゴのサイトです。
めっちゃ浮かれてずぶ濡れでヘルツェゴと一緒に写真撮ってるのもノーカットで載せますね(笑)


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別窓 | 原生地 | コメント:1 
クリスマスローズの原生地を訪ねて その4
2013-04-12 Fri 01:46
今日は、寒の戻りってヤツでしょうか?すごく寒かったです。
こう寒暖の差が激しいと、鈍った体に響いてきます・・・。
今日は早く寝たいなぁ。


さて、原生地レポート第4弾です。
4月1日。
エイプリルフールですが、特に気のきいたウソをつくわけでもなく、一行はワイワイ言いながら
スプリトをあとに、北を目指します。

20130401a
アドリア海よ、さようなら!!


あ、ちなみに4月1日はうちの結婚記念日でして・・・。
旅に出る前に、前祝い?をしてきたので、特に電話などすることもありませんでした。
一応帰りにおみやげ買ったから許してもらえた・・・かな?


20130401b
アドリア海沿岸から一気に山間部へ入っていきます。
山の上に砦みたいなのが見えたりして、情緒たっぷり。

ただ、ボスニア国境を超えると、一気になんにもない山道になってしまいました。
ボスニアは20年前まで内戦があったせいか、まだいろんな整備が追い付いていないところも
多いようで、まだまだ発展途上の段階だそうです。


20130401c
山道を抜ければこんな感じで集落や町が見え、それを過ぎればまた山道、みたいな感じ。

「モスタル」という町へ向かうどこかに、新しいヘレボルスのサイトがあるという情報をもとに、
探索が続きます。
この山道の両脇20キロメートルくらいが探索の範囲・・・。広すぎでしょ(笑)


20130401d
なんにも生えていないわけではなく、クロッカスが咲いていたり・・・。


20130401e
ヒメリュウキンカ?が咲いていたり。


201304011f
こんなんが自生してるんだから、たまらないですよね~。

でもやっぱり、ヘレボが見たい!!

山道走りながら道路わきを凝視していたので、やや気持ち悪くなってしまい、急いで酔い止めを飲みました。


しばらく探索していたんですが、一向にヘレボが現れる気配がない。
「ネットの情報はガセネタだったのか!?」
と、ちょっと焦り始めたのでした。

「あっちの丘の上のほうじゃない?」とか、「あっちの道だったんじゃない?」
と、思い思いに意見を言い始めます。

(このサイトは諦めるしかないかなぁ~。これ以上横向いてるとまじで酔う~)

と思っていた時、

「あった!!」

某店長さんが声をあげました。
さすがだ~。
この旅で大体一番早く見つけるのが某店長さんだったんだよね~。


201304011g
このサイトはこんな感じ。
荒涼とした感じの場所でしょ?

ここは、低木の下とかじゃなく、斜面のいたるところに点在していました。
ただ、牧草だか草だかが茂っていて、夏場はヘレボは隠れちゃうくらいかもしれません。

201304011h
こんな花とか・・・。


201304011i
こんな花とか・・・。

ベインの濃い個体を多く見つけたサイトかもしれないです。
もちろん、グリーンだけあ、ピコティ、バイカラーもありますよ。
ただやっぱり、自分好みの個体を探して写真を撮るんで、残ってるのはこういう花ばっかになります。


201304011j
この旅で一番、
「かわいいな~」
って見とれてしまった花。
確か、TwitterとFacebookにも載せたと思います。

このころっころ加減と、ベインの濃さ。バイカラーのコントラスト・・・。
夢を見てるみたいでした。

ここのサイトは、トルカータスとムルチフィダスの交雑ゾーンだと言われました。
ただ、昨日まで見てきたゾーンよりも遥かにトルカータスの面影を感じられる気がしました。

ひとくちに「交雑ゾーン」と言っても、サイトによって全く様相が違って本当に面白いです。

ちなみに・・・。


『何故そこがなんとかとなんとかの交雑ゾーンだとわかるの???』


って思いませんか?

自分もそう思って、野々口さんに聞いてみました。

結局は統計、データからの憶測になってしまうようなのですが・・・。
長年に渡る何人もの研究者によって、ここからここまではトルカータスが分布しているとほぼ確定されている
ゾーン、流れがあり、それに対し、ムルチフィダスやオドルスが分布しているゾーンもほぼ確定している。
その中間地点や、その近くのポイントに位置しているサイトであるから、何と何の交雑であろう、という
ことなんだそうです。

なので、いちいちそのサイトの花を遺伝子から調べているものではないんですね。


ただね、自分見たいに初めて原生地に行った人間でも、ある原種とある原種の間の地域の花を見ると、
あれ?混ざってるよね???って感じ取れるんですね。
これは行ってみてハッキリわかりました。

まぁ、分類学は研究家さんや学者さんに任せ、かわいい花を愛でていきます。
ほんと、交雑帯は「おお!!??」っていうかわいい花、変わった花がいっぱいあるんですよ~。


201304011k

ちょっと後ろの草が邪魔でしたね・・・。
花茎ぶっといでしょ?????
交雑だから太い、とかいうわけではなく、トルカータスも、オドルスも、花茎太いんですよ。
いかに日本で育てているものが本来の姿ではないのかがわかりますよね。
「ひょろひょろで、花が小さいものが原種」
なんて思ってた時期もありましたが、全く違いますね。


それにしても、今回の旅で初めてここまで晴れてくれて、ほっとしました。
じっとしてても少し汗ばむくらいの天気でした。


さすがにみんな気持ち良くて、ヘレボと一緒に記念撮影してる人もちらほら。

201304011l
・・・。

これはなんか別の撮影してるみたいに見えますね・・・(笑)


201304011m

クロッカスとヘレボが一緒に咲いてましたよ。
この個体もかなり色が濃いですね。


201304011n

恥ずかしながら、自分も記念撮影しちゃいました~。
ここは家畜のフンを見かけなかったので、気兼ねなく寝そべってました(笑)


いや~、晴れてくれたおかげからかもしれませんが、とてもいいサイトでした。
ゆっくり見るとこともできたし。
ここのベインの濃さはたまらなかったです。


一行はこのままボスニアを内陸へと進み、モスタルを目指します。


山道を抜け、湖畔のオサレポイントを発見!!

201304011o
ここは、湖周辺に別荘なのか、裕福な方が住んでいそうなキレイな家が点在してました。
庭も結構いじってあって、植栽してあったりとか。
庭でパーティしてる家なんかもありました。
リゾート地なのかな?


201304011p

湖畔に、プリムラ・ブルガリスが咲いてました。
ヘレボ以外の草花、さーーーっぱりわかんないんだけど、今回の旅で覚えましたよ。


201304011q

いっぱい咲いてます~。


しばしの撮影タイムのあと、また山道をひたすら走ります。
さすがに興奮しまくったあとなんで、寝てしまいました・・・。

そうそう、途中の町でレストラン入ってランチを、と思ったけど、現地通貨(マルカ)しか使えなくて、
断念したんだった・・・。
くっついてるスーパーでは、カード使えたんだけど・・・。

なのでこの日はランチなし。持ち寄ったお菓子やスーパーで買ったものを食べながらしのぎました。
まぁ、いきあたりばったり、そんなこともあるよね~。
対して体動かしてないからそんなにお腹も空かないし。


201304011r
山道の途中、ロケーションのいい場所にドライブインがあったので寄ってみました。
まだ今夜のホテルも探してなかったんで、その確認も含め休憩です。

それにしてもいい眺め♪
見る山見る山、本当にかっこいい。


201304011s
ボスニアのローカルなデザートだということで頼んでみました。
「Tufahijia」 トゥファヒーヤ?というそうですよ。
調べてみたところ、りんごのコンポートで、中にナッツが入ってみて、ホイップクリームを乗せたもの、
らしいです。
これ、めっちゃおいしかった♪
その土地のものを食べて当たりを引くとうれしいですよね~。


さて、肝心のホテルですが、モスタル周辺は大きめのホテルがなかなかなくて、苦労しました。
野々口さんのipad、サーショーと私のスマホ、3台を動員して検索!!
今回某店長さんが手配して持ってきてくれたwifiが、山の中でもばっちり繋がったので、
本当に助かりました。
ネット依存なのかもしれないけど、ネット繋がってると安心しますね~。


無事になんとかホテルも決まり、出発~。

おいしいデザートを食べ、またもや寝てしまいました・・・。


201304011t
モスタル到着です。

まだ明るい時間だったので、ホテルに荷物を置き、観光と夕飯を食べにでかけます。

モスタルはかなり歴史が古く複雑な要素が絡み合っている町だそうです。
石器時代からすでに人が住んでいたり、ローマ帝国支配下に置かれたり、オスマン帝国支配下だったり。
そして、ユーゴスラビアの一部となり、内戦、紛争、独立・・・。
世界史の教科書に書かれていた、まさにその地域なんですね・・・感慨深いけど、そこに住む人は
大変だったんだろうな。

非常に複雑な支配の入れ替わりの影響でか、この町はキリスト教徒とイスラム教徒が共存しています。
一応聞いた話では、居住区も決められているということなんですが、それはよくわかりませんでした。

奥にモスクが見えますね~。時間になるとコーランが流れてきます。
1日5回でしたっけ。
これがまた異国情緒を感じられてステキでした。


201304011u
奥に見える橋が、「スタリ・モスト」(古い橋)。
ネレトヴァ川にかかる、16世紀にかけられた橋だそうです。

内戦中に破壊されたけど、また復興工事を施し、今は世界遺産になっているそうですよ。

町の名前「モスタル」は、この橋から来たものだそうです。

民族紛争の標的となった橋が、今は友好のシンボルとなり、観光地となってるわけですね。


201304011v
橋の上から。

いや~、素晴らしい眺めです。
朝はイタリアに近い、アドリア海のムードに浸っていたのに、夕方にはムスリムなムード。
贅沢すぎですね。
同行した先輩たちは、
「こんなに観光したことないよね」
という言葉が。
大抵ホテルに到着するのは夜だし、出発は朝早いし。
これはこれでラッキーだったってことにしておきましょう~。


201304011w
橋を渡るとなんとなく風情が違います。
こちらはクロアチア系のキリスト教徒の居住区が近いんでしょうか?

ごちゃごちゃ~っと押し込められた街なんだけど、本当に面白いです。
ミニチュアのスタリ・モストのおみやげなんかも売ってたり。
日本とあんま変わらないですね(笑)


201304011x
そしてやっぱ猫がいる~。

この子は名物猫らしく、「オバマ」という名前だそうですよ(笑)
この近くのレストランへ入ったら、足元まで来てくれました。
スプリトの猫はツーーンてしてたけど、こっちの奴らはガンガン寄ってくる~。


201304011y
夕飯はトルコ料理!!!
なんかわからんがケバブだけはわかった(笑)

辛いのかな?と思ったけど全くそんなことなく、おいしかったです。
ただ、量が尋常じゃないぞ・・・。
2つのテーブルに分かれたんだけど、こっちのテーブルは女性2名男性2名。
むこうのテーブルは男性5名。うちひとりはスロヴェニア人。
こりゃハンデありすぎだろ~。

食後にアイス食べたかったのに、到底無理でした・・・。


201304011z
戦い(食事)のあと、すっかり暗くなってました。
ライトアップされたモスクもいいもんですね~。

ヨーロッパ入りして3日目。勢いでまわってきましたが、ここらへんで一呼吸できて、
「すごいとこまで来ちゃったもんだな~」
としみじみ思ってました。
こんなとこにひとりで置いてかれたらどうすりゃいいんだろうね・・・。


201304011za
観光地からちょっと離れると、内戦の傷跡がまだしっかり残っています。

壁に見える黒い穴みたいなの、すべて銃弾の跡。

201304011zb
これもそう。

でも、この建物、下の部分リフォームして普通に使ってます。
お店なんかは逆に注目させるために残してるみたい。

内戦中に逃げてしまい、持ち主がわからなくなった建物もたくさんあるそうです。
そういう建物は未だにボロボロのまま放置されてます。

なんか、こんなに大変な国に、
「花を見に来ました♪」
なんていうおバカな日本人がきていいもんなんだろうか・・・と考えさせられました。
自分は、内戦とか、戦争なんて身近に感じずに生きてきました。
でも、ここに住んでる自分と同い年の人たちは、あのニュースで見た大変な内戦のまっただ中にいた。

ちょっと気分が落ちてしまいました。


201304011zc
その一方で、近代化も押し寄せてきてる。
スマホも当たり前になってきてるし、近代的な建物もちらほら建ち始めてます。

大昔から、この地域は支配勢力が変わり、たぶんそのたびにちも流れてきたんでしょうね。
それに屈することなくこれだけの街を築いている。
そこには日本人からしたら想像できないようなたくましさ、信念、包容力、いろんなものがあるんだろうなぁ。

街で接する人たちはみんな明るく、笑顔でした。
その笑顔がもう消えないでほしいと感じました。


さて、次回。

いよいよモンテネグロへ入国!!
この旅、モンテネグロでの行程をたっぷりとってあります。
ある意味ここからが本番!!

お楽しみに~。


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クリスマスローズの原生地を訪ねて その3
2013-04-10 Wed 02:47
「国境を超える」


島国日本に住む我々にとって、なんと神秘的な言葉なんだろう。
子どもの頃、「なるほど・ザ・ワールド」が大好きだった自分は、地続きで違う国に行ける、
しかもそれを越えるためにはメンドクサイ手続きが必要なんだって知った。
地続きなのに、なんで自由に行けないの?とも思ったなぁ。


「国境にはね、線が引いてあるんだよwww」


なんて冗談を車中で聞いて笑ってたけど、完全に笑い飛ばせない自分がいた。
だって、「見てない」んだもん。
百聞は一見にしかず~。


ドキドキの国境越え。
さすがに写真もビデオも撮りませんでしたよ。

「以前3時間もカンヅメくらったことがある」
って聞いてたから、本当にドキドキしました。


まぁとにかく、初の国境越え♪
クロアチアからボスニアヘルツェゴビナへ入国~。
ボスニアへ入ってまず目に飛び込んできたのは、モスク。
そう、ボスニアはイスラム教徒、ムスリムの方が多いんですよね。
モスク見ただけで異国情緒満載~。

さて、トルカータスのサイトへ。

20130409a
眠くてぼーっとしてて、隊長の話半分しか聞いてなかったんだけど、ここらへんは
「トルカータス街道」
なんて呼ばれてて、マックルーウィンさんも古くから訪れていた場所なんだとか。

サイトにも、「定番」とか「鉄板」みたいなとこがあるんですね~。
そこ行けばいいのまず見つかるよ、みたいな。
ただ、そういうサイトは有名になりすぎちゃってて、世界各国から来るから、かなり
荒らされちゃってるみたい。

掘って持って行くのもそうなんだけど、意外とやばそうなのは「種採り」。
株そのものを持って行くより、種の方が植物に優しいように思えるでしょ?

ところが、種採りの業者って、根こそぎ花首から持って行くようなんですよ。
クロアチカスの有名なサイトで、種の時期に花ガラがひとつもなかった、なんて話も聞きました。

そうすると、次世代が生まれてこない。
なにか天候の変化で大株たちが枯れた場合、そこで生き残るべきこぼれ種や小株がない。
そのサイトはどんどん縮小されちゃいますよね。

それに加え、人里近くに自生するヘレボは、道路拡張やら造成やらの犠牲になりやすい。
今回もそういう場所を見てきました。

「種を買っているんだから、自分はヘレボに優しい」

なんて思わないでくださいね。
自生地の原種に手を出すということは、それなりの覚悟が必要です。
自分の栽培スキルを磨き、枯らさないようにしていく。
自分のスキルに合わないと思うなら、その原種の栽培は諦める。それくらいは必要かと思います。

長くなっちゃいました。
今後もこの話題は出していきたいと思います。
自分も、地主さんからいただいた苗などありますから、緊張しています。


20130409b
トルカータスは、ちょっと早かったみたいです。
あんまり咲いてなかったです。
というか、今年はヨーロッパ全般寒いんですね。

それでも、本物のトルカータスを見て、触れることができて、幸せでした。



「こんなに降られたことないよ」
とは、何回も参加されている先輩方の弁。
そしてこっちをチラ見してくる・・・。

おっかしいなぁ、雨男じゃないはず・・・なのに。

20130409c
なんか、川が氾濫して水害発生してるんですけど・・・。

まさか、天性の雨男がヨーロッパに記録的な雨を降らせてしまったんじゃ・・・(笑)

これ以降、天気の話はタブーとなりました。
雨降るごとに突っ込まれてしまいますがね~。

いいんだよ、ヘレボ見れれば!!雪じゃなかっただけいいでしょ~?


20130409d
地雷撲滅運動中です。

これ、笑顔はまずかったような気がして仕方ないのですが。

この奥にもヘレボが咲いているようですね。
もちろん行きませんが。
ボスニアはまだまだこういう地雷原が残っているようです。

トルカータスを見て、そのあとはトルカータスとオドルスの交雑ゾーンと言われる場所へ。
この時点でずぶぬれでして、びちゃびちゃだし、寒いし、カメラが濡れてるし・・・で、
撮影を断念。ぱーーっと見て車へ戻る、しかできませんでした。

それでも、見れただけいいんだ~。

この時点で夕方過ぎ。
ここから、南下してクロアチアへ入国し、スプリットの町へ行かないといけません。
いや、他で泊ってもいいんだろうけど、スプリットへは行きたかったんです~。

ここから夜間のロングドライブ&国境越え。
これは運転してるサーショーきつかったんじゃないかなぁ・・・。


とにかく、無事にクロアチア再入国。
スプリットの町へ到着~。

スプリットはアドリア海に面した港町。アドリア海沿岸で一番大きい港だとか。
確かに、イタリアからの大型のフェリーが停泊してました。

また、ディオクレティアヌス帝の宮殿遺跡を中心に街ができているため、車は侵入禁止。
セントラルパーキングに停めて、徒歩でホテルとかへ行きます。

そして、遅~い夕食。
確か23時過ぎてたような・・・。

20130409e
モッツァレラトマトと・・・。

20130409f
ビーフスープ。

以上。
お昼の肉で胃がもたれていたので・・・。
遅い時間だったしね。

さすが、モッツァレラトマトはうまかった♪
今回の旅でモッツァレラいっぱい食べちゃいました~。うまうま。

20130409g


午前0時近く。すでに閑散としてるストリート。
もうちょっと早い時間だと結構人通りありました。
「コンニチハ~」とか声掛けられたりね。

ホテルへ戻り、荷物の片付けなどやってたら、睡眠時間2時間半・・・。
きつかった・・・。

でも、朝ご飯前に観光に行きますよ~。

20130409h

写真左手が港でアドリア海。右手がスプリットの街。
もっと大きい街かと思ってたけど、意外にコンパクトにまとまっていました。
1時間あればまわれちゃうんじゃないかな。


20130409i
ディオクレティアヌス帝宮殿の地下街への門。
東西南北に門があります。

入ってみると、まだ営業していないおみやげ屋さんばっかりでした(笑)


20130409j
こういう街にはすましたカンジの猫が似合いますね。


20130409k
宮殿遺跡の中心です。

高校の頃に世界史やったので、ディオクレティアヌス帝って習った記憶があります。
でも、もはや何をした人物かは忘れちゃってました(笑)


20130409l
宮殿外側の壁。

いろんな植物が生えていて、上の方にはキンギョソウらしき花が咲いてました。


20130409m
この先がマーケット。
朝市が開かれるんだけど、まだちょっと時間が早かったみたい。
開店準備でバタバタしてるといった感じでした。


20130409n
肉屋さん。
「あ~、海外の肉屋ってこんなイメージ」
と思って写真撮っちゃいました。
奥に吊るしてある肉だか生ハムだかがいいカンジ~。


20130409o
花屋さん。
市場の花屋さん、といった風情。
菊みたいな花売ってましたね~。


20130409p
なんてことない通りもかっこよく見えたり。
んで、さりげなくホテルやお店の入り口があったりする。


20130409q
宮殿の北側へグルグルとまわっていくと、「グルグール・ニンスキ」の像があります(笑)
この人の像の足をさすると幸せになれるんだとか。


20130409r
地元のおばちゃんもお祈りするようにさすっていきました。


20130409s
なので自分も・・・。
一応、旅の成功とか、自分の周りの人達の健康やら幸せやらもろもろをなんとなーくね。
しっかりお願いするには信仰心が足りません。


20130409t
ぼちぼち朝食の時間が迫ってきてるんで、ホテルへ帰ります。

あえてこんな路地をぬけていってみる。


20130409u
とっても素敵です・・・。

朝だから人通りもあんまりなくて、なんか幻想的ですらある。


「あ~、ディズニーシーみたい~」

って言っちゃダメです(笑)こっちが本物。


20130409v
うん、迷った(笑)

ホテル出るときに地図をもらったんだけど、それでもちょっと迷う複雑さ。
時間があればそれも楽しいんだけどね~。
こんな広場でさ、カプチーノでも飲みながらのんびり~なんて最高だよね、きっと。


20130409w

無事にホテル到着。
このホテルも路地裏みたいなとこにあってわかりにくいんです。


20130409x
朝ご飯前にちょっとホテルのパティオにて。
着ているものがこの町に合ってないな・・・山の男やんかぁ。


20130409y
ちょっと見まわすとこんな日常の風景も見えたりして。
洗濯物干してあるだけで絵になるって・・・。


20130409z
ホテルのレストラン。こじんまりしてるけどオサレ~。


20130409za
こんな天窓があったり。


20130409zb
朝食はビュッフェスタイル。
これまたおいしい~。ハム、チーズ、ソーセージ。そしてオリーブ♪
オリーブ大好きなんでいっぱい食べちゃった。
日本人には梅干し、みたいな感じで、疲労回復にいいと聞いたんで、ついついね~。


20130409zc
ホテルの部屋から街をのぞむ。映画のワンシーンみたい。
素敵なホテルともお別れ。
ここはゆ~っくりステイしたい場所でした。


20130409zd
オシャレな港町を、スーツケースひきずって歩く、トレッキングスタイルの集団(笑)
こりゃ浮くわ・・・。


いや~、ガイドブックで見て、「クロアチア行くならスプリトかドブロブニク行きたい!」
と思ってたんで、夢がかないました。
ゆっくり観光とまではいかなかったけど、街の雰囲気味わえたのがしあわせでした。
あ~、ここは家族に見せてあげたいな。一緒に過ごしたいな、と思いました。


さて、次回は「ヘレボルス調査隊、新しいサイトを目指して」。

ネットで情報を仕入れてきた隊長。
まだ見ぬサイトを求め、我々は進みます。
ひたすら窓の外を見てヘレボを探し、気持ち悪くなる!!(笑)

はたしてサイトは見つかるのか?
乞うご期待~。

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クリスマスローズの原生地を訪ねて その2
2013-04-09 Tue 02:01
なんだか、フっと気が遠くなる瞬間があります。運転中とか、作業中とか。
疲れのせい?時差のせい?酔い止めの薬の過剰摂取のせい?
いつもは眠くはなっても意識が飛ぶことはないのですが・・・。

とりあえず、前回の続きに行ってみます。


ムルチフィダス・ムルチフィダスのサイトからさらにボスニア寄りへ進んでいきます。
つまり、グリーン花が多いムルチムルチから、ボスニアの有名なトルカータスのサイトへ
徐々に近づくことになります。

標高も少しずつ上がって、雪が見えるようになりました。

20130408a
あるサイトへ到着したのですが、雪まみれ・・・。

ここはこの旅で唯一、ニゲルを見ることのできるサイト。
確か、クリスマスローズ協会のツアーでも来ているんじゃないかな?
林の中へ入るとニゲル、明るい低木の周りにはトルカータスとムルチフィダスの交雑種が生えているという、
一粒で二度おいしい、有名なサイトだそうです。

20130408b
なんとかかんとか、一株だけニゲルを発見!!
低木の下で、ひっそりと枯れ葉から顔を出してくれていました。
付近を探しても、咲いてるニゲルはこの株だけ。
うれしくて涙が出そうになりました・・・。


20130408c
写真撮るには、こんな姿勢にならないといけません(笑)

チベット仏教で、「五体投地」といって、体を地面に投げ出してお祈りする、というのがありますが、
まさしく体を原生地に投げ出して、顔を出してくれたヘレボルスに感謝を捧げながら写真を撮ってます。
思わず、「ありがとう」って言っちゃいました。


雪で諦めていた我々でしたが、ニゲル発見をきっかけに、まだあるんじゃないか?と探し始めます。

20130408d
あったあった~。
低木で雪が遮られた場所に、トルカムルチ発見です。
ニゲルからほとんど離れていない場所です。

20130408e
もう一株発見~。
こちらは色が濃いですね~。

とりあえず、何も見られずに終わるということはなく、成果はありました。

ニゲルとトルカムルチがうまく住み分けていて、でもこの二つが交雑している花を見たことはない、
ということでした。
同じヘレボの原種でも、かなり遠縁になるんですね、やっぱり。

20130408f
ここで、道を渡った林の中でプリムラ・ブルガリスと遭遇。
今まで原生地を訪れた方たちの話によると、ブルガリスが咲いていれば大抵ヘレボも咲いているとか。
ちょうどいい目印になるそうですよ。
こういうのって経験積まないとわからないものですね。


さらに東へ進んで行きます。
クロアチアでは有名な観光地「プリトヴィツェ国立公園」の一角なはずですが、湖は山の向こう。
全く観光なんてできませーん(笑)
まぁ、雨模様だったから、湖見てもね~。

20130408g
こっち見てたほうがドキドキしますね。
なんとも表現しにくいいい色合い。

たぬんもっと濃い色なんでしょうが、直前まで雪の下に埋まっていたために薄い色合いになってるんでしょうね。
「ムレ花」
なんて呼び方してます。

20130408h
「交雑ゾーン」
て聞いてはいたけど、まさか隣同士でこうも違う花が咲いてるとは・・・。
なんとなく、グリーンのコロニーから徐々にパープルのコロニーへ、っての想像してたもんで・・・。

もうここらへんで、「ヘレボの原種ってなんなの???」ってパニックです。

20130408i
むちゃくちゃ丸くてかわいい個体もあります。
これは見とれちゃいますよね~。

20130408j
花がかわいらしいからといって、じゃあ株はちいさくて弱弱しいのか?というと、
この葉っぱ見ればわかるように、デカイんですよ。

ここは牧草地で、遠くに羊の群れが歩いてました。
当然この場所にも来るでしょうから、フンなどもする。
なので、土はかなり肥えていると思われます。
ところどころ、石灰岩が顔を出してるんで、土自体は深くはないと思いますが。
石灰岩のくぼみに枯れ葉などが堆積し、放牧の動物の天然の肥料で肥えている、ってイメージかなぁ。


ここまでで午前中の行程終了~。
ランチにします♪

20130408k
「Macola」というお店。
これ、「マコラ」じゃなく、「マツォーラ」と読むらしいですよ。
このお店のほかにもホテルなんかも経営してるチェーン店らしいです。
観光バスが乗りつけるようにでかい駐車場、お店もめちゃ広かったです。
裏には本物の熊を飼っているし・・・。

おそるべし、マツォーラグループ。富山からクロアチアまで・・・(謎)

20130408l
料理は伝統的なクロアチアの料理だそうです。
ビーフスープや、キャベツの酢漬け、ラム肉のローストなど。
なかなかおいしい~。
でも量が多い・・・。

ランチ食べた時点で胸やけしてました(笑)


さて、午後の部。トルカムルチが続きます。

20130408m
なんか自分で勝手にトルカムルチってこういうの想像してました。
花はグリーンで、苞葉が変わってる、みたいな。
エッジが白く抜けてますね~。


でも、すぐ近くにこんなのがあったり・・・。

20130408n
なんか、リトルマーメイドの世界に出てきそう。
イソギンチャクとか・・・。
または、ファイナルファンタジーの敵モンスターとか(笑)

20130408o
これは軸が赤いですね~。苞葉も赤い。
でも、花はグリーン。


20130408p
むこうに民家が見えますね。
ヘレボルスのサイトって、なんとなく人里に近いところが多いんだそうです。
「ヘレボはさみしがりや」
なんて言葉がるとか聞いたような・・・。
まぁともかく、人が住むようなやや開けた土地が合っているっていうことですかね~。
養分落としてくれる家畜なんかもいるし。

ただ自然に生えているだけじゃなく、人と共生してるんだって思うと、余計にヘレボルスが
かわいく思えてきました。

20130408q
この個体はトルカータスっぽい雰囲気がありますね。
濃いバイカラーでベイン。

交雑帯、本当に面白いです。

20130408r
懸命に写真を撮る、ツアーリーダー。

よく見るとわかるんだけど、このサイトゴミだらけなんですよ。
というか、この先どこへ行ってもゴミが落ちていないサイトはほぼありません。
不法投棄なのか、みんなが適当に捨てちゃってるのか。
写真に写りこまないようにするのが実は結構大変だったりします。

これが現実なんですね~。本とかじゃ絶対に伝わってこない。
そう、自生地じゃヘレボルスは雑草なんですよね。
別にそのサイトが全滅しようが、造成しようがゴミ捨て場にしようが、気になんてしない。
自分らがタンポポやらをいちいち気にして造成なんかしないようにね。

20130408s
我々にはとっても魅力的に見えるこの写真だって、現地の人が見れば「???」でしょうね~。


20130408t
今回はこれで締めます。

写真多すぎるかな?
これでも結構絞ってるんですが・・・。なかなか進みませんね(笑)

次はいよいよボスニア入国。トルカータスを見に行きます。
最初の行程ではそこまで足を延ばすことにはなってなかったように思ってましたが、とにもかくにも
モノホンのトルカータスを見に行ける!!これだけで心躍りました。

ではまた!!

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クリスマスローズの原生地を訪ねて その1
2013-04-08 Mon 00:55
ご無沙汰してました。本日帰国しました。
今朝早くに成田到着だったので、飛行機でたっぷり寝たのですが、それでも体は
時差についていけないのか、帰宅後ひたすら寝てしまいました。
それか、単に疲れがたまっていただけかもしれないですね。

さて、9日間におよぶクリスマスローズの原種に会いに行く旅。
すさまじく長くなりそうなんで、小分けにして投稿していきたいと思います。
個人情報とかサイトの細かい位置情報などが漏れてしまいそうな内容があった場合、
訂正または削除することをご了承ください。
また、そのような内容だと判断された方は、おっしゃってください。対応します。



第一日目。
5:00に起床して、6:04にJR立川駅発の成田エクスプレスにて成田空港に向かいました。

成田でまずは、早めに成田入りした方たちとモーニング。

20130407a

日本での食べ納めがパンケーキになるとは・・・(笑)

集合時間まで時間があったので、ドコモのカウンターへ行って海外パケットやWifiのことを
聞いたり、ドラッグストアで酔い止めを買ったりしてました。

10:00に発券カウンター前に集合。
自分も含めて8人のパーティーとなりました。

南ウイングにて。
スーツケースを預け、手続きを済ませて中へ。
20130407b

久しぶりの飛行機、もっともっと久しぶりの海外なんで、このあとの出国審査、持ち物チェックなど
不安でいっぱいでちょっと小刻みに手が震えてました(笑)

ドキドキしてた割にあっさりと出国手続き完了。
20130407c
いざ、オーストリア航空にてウイーン空港へ。
約12時間のフライトです。

この間、シベリア上空から下が見えたり、機内食を撮影の予定だったんだけど、カメラを上の棚に
入れてしまい、出すのが大変だったので断念・・・。
ビデオでだけはしっかりと撮っておきました。


ウイーン空港へ着いて、そこからクロアチア航空でザグレブへ。
ただ乗り継ぎの時間が3時間くらいあり、しばらく待機・・・。

20130407d
初めてユーロで買い物したのは、ホットホワイトチョコレートでした。
スモールサイズで3.5ユーロ。約400円?まぁ日本と変わらないかなぁ。
同行者の方々はすでにビールを飲んでました(笑)

現地時間19:35ウイーン発。20:30ザグレブ着。
日本との時差は8時間でした。(19:35は日本だと次の日の2:35)
ただ、この次の日からサマータイムまので、時差7時間となります。

すでに真っ暗。そして雨、雨、雨・・・。
迎えに来てくれていた、ドライバー兼ガイドのSašo Vrankar サーショー・ブランカーに
ピックアップしてもらい、宿泊先のホテル「Hotel Four Points by Sheraton Panorama Zagreb」へ。

22:00に遅い夕飯。疲れてて写真撮れませんでした・・・。

翌朝は5:30に起き、ホテル周辺を少し散歩。
ところが、サマータイムの設定がよくわからず、一時間ずらすのを二時間ずらしてしまい、
起きたら外は真っ暗(笑)
少し荷物整理などをして、ロビーでWifi使ってスマホいじったり、時間つぶしました。

外はけっこう雨が降っていて、傘をさして歩きました。

20130407e
結構大きなホテルです。
ただ、ザグレブの中心から離れているため、大聖堂などは見に行けませんでした・・・。

7:00朝食。
20130407f
ビュッフェスタイルなので、好きな物だけ適度に食べることができて助かります。
普段は朝食食べられないんだけど、旅行だと食べちゃうんですよね~。

20130407g
ちょうどイースターだったので、ホテルのあちこちにゆで卵が!!
イースターってなじみのないイベントなので、何をするのかサーショーに聞いたところ、
大抵は朝にミサへ行き、自宅へ帰って家族で朝食にゆで卵をいっぱい食べるんだとか。


20130407h
8:00ホテルを出発。
いよいよクリスマスローズ、ヘレボルスの原生地をめぐる旅が始まります。


ザグレブから南へ走り、まずはムルチフィダス・ムルチフィダスのサイトだと言われる地点へ。

20130407i

こんな感じの土手っぷちみたいなとこに生えてます。
枯れた草の中から、ライトグリーンの花、花茎が見えます。
南に面していて日当たりが良さそうな場所ですよね。
冬は草が枯れ、夏場は草に覆われ日陰になるんでしょうね。

20130407j
大株だな~と思った個体。
ステム太いです。この時点で、原種=弱い、のイメージが壊れました。
また、株元の草をかき分けると、葉芽であろう芽がいっぱい。
地上部にくらべはるかに大きい立派な株だと言えますね。

20130407k
スポットの入った個体。スポットというより、薄いベインの個体なのかな?

20130407l
水滴がレンズについてしまい、ピンボケになりましたが・・・。
きれいな赤リップの個体。しかも上の方の花は6枚弁。

20130407m
これはバイカラーっぽい個体。

これら変化のある個体は、一生懸命探さないとないわけではなく、ちょっと探せばすぐに見つかります。
ひとつのサイトに15~30分くらいしかいないのに、びっくりする花がごろごろ見つかるんです。

それにしても、ムルチムルチって、グリーン一色かと思ってたので意外でした。
「交雑してる感じだよね~」と他の方と話していました。
この先にさらに顕著にトルカータスとの交雑ゾーンがあるようなので、道路沿いということもあり、
自動車などによって花粉や種が運ばれて交雑している可能性もありそうですね。

初日の初っ端っから謎をつきつけられたカンジでした。
「ここにはこの原種がある」
ってキッチリわかってて、それが絶対なんだろうと思っていたので、それが全く違うことに
衝撃を受けたと同時に、「この花はこういった形質だからなんちゃら」とか、「サイトナンバーいくつで
採種したものからの花だから大丈夫」なんてのは全く意味ないんだと痛感しました。

このたび、この先もますますわからなくなっていくことばかり。
今日はこのへんで~。
明日はトルカータスとムルチフィダスの交雑ゾーンから始めます~。

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