クリスマスローズに魅せられた男の、汗と涙、笑いにあふれた日常です
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クリスマスローズの原生地を訪ねて その7
2013-11-05 Tue 22:01
大変ご無沙汰してしまいました。申し訳ありません。
中途半端にも程がありすぎですね・・・。

季節はすっかり秋。クリスマスローズシーズン突入です。
気を引き締めていきます。こんな私ですが、どうかお付き合いください。


さてさて、原生地ツアーの続きを。

モンテネグロのコラシンへ到着。
安いけどとってもキレイでおしゃれ~なホテル、「Hotel Bianca」。
http://www.biancaresort.com/bianca/index.php

ほんとはのんびりと疲れを癒やしたいところだったんだけど、いただいた株の根洗いや荷物整理なんかで
ほとんど寝られず・・・。

やっと片付いたとこでテレビをつけてみると・・・。
20130512a.jpg

ナルトやってるし(笑)
いや、夜中の3時とかですぜ~。モンテネグロの大きいお子様が見るのでしょうか?

ベッドに横になるとどっと疲れが出て、爆睡しちゃいました。
雨に濡れたからかなぁ。

朝。本当はあたりの散策に行きたかったんだけど、起きられず・・・。
でも、次の日の夜もこのホテルに泊まろう、っていう話になってたんで、散策はその時に。

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朝ごはんは少し控えめに。
前の日にがっつりと肉を食べていたんで・・・。


この日も雨の中の出発。
「誰のせいかな~」って視線はもう気にしない~。
コラシンを出発して、一路plav(プラヴ)を目指します。

その前にちょっと寄り道。


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コラシンにあるボタニカルガーデン。そのオーナーのvincek(ヴィンチェク)夫妻のお宅です。

ヴィンチェクさんはモンテネグロでも有数の資産家とか。
コラシン周辺では知らない人はいないという有名人らしいです。

セルビクスを見て回るにあたってボタニカルガーデンのガイドをつけてくれるということで、
ご挨拶にうかがいました。


20130512d.jpg
お宅におじゃますると、すぐにお酒が!!!!!
「ラキヤ」っていう蒸留酒。自家製で、ガーデンで採れた10種類の薬草が入ってるらしい。

下戸な自分ですが、さすがにこれは断れない!!
一気に飲み干しました。
喉を通るときの焼けるような感覚。胃に届いてからカーーーっと熱くなる感じ。初体験でした。
アルコール度数50%とかあるらしい・・・。
ベロベロになるかな?と思ったけど、抜けるのも早いらしく大事にはなりませんでした。

そうこうしてるうちにガイドをしてくれるイヴァンさんがやってきて、出発~。

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玄関先で一枚。
奥さん寝ちゃってますが・・・(笑)

先を急ぐけど、自慢のお庭もちょっと拝見。
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ロックガーデンになっていて、ヘレボルスやクロッカスなどが分けられて植栽されてました。
この旅へ来て初めて、庭にヘレボルスが植わっているのを見ました。


さてさて、コラシンから東、プラヴへむかいます。ほぼアルバニアとの国境に近い田舎町。
この旅のメイン、セルビクスを追いかけていきます。

一言でserbicus(セルビクス)って言っちゃってるけど、セルビクスはまだヘレボルス原種の分類としては
認められていません。
今はまだmultifidus(ムルチフィダス)やtorquatus(トルカータス)という位置づけになっているのでしょうか。
「トルカータス・モンテネグロ」なんて呼び方をすることもありますね。

ここ数年、セルビクスっていう呼び方だけが先行しちゃってて、じゃあどんなものなのよ?
って思っていました。
その疑問が少しでも解消できたらいいなぁ・・・。


プラヴは湖を中心に周りを山に囲まれた町。
リゾートとしてホテルなんかもあるようですが、さびれてしまってる印象。
まずは町でもうひとりのガイドの方と合流し、山の方へ。

アルバニア人の居住区があるらしく、そのガイドさんなしではよそ者は危なくて近づけないそうです。
ちなみにそのガイドさんもヴィンチェクさんの知り合い。

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小高い丘の斜面に、ヘレボルスが。

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雪山を背景にヘレボルス。なんて贅沢な風景・・・。


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岩場にユーフォルビアも見えます。


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グリーン一色なのかな?と思っていると、バイカラーの個体が。
グリーンの花のすぐ隣に生えていたりします。


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これ、なんか「お母さんと子どもたち」って感じがしちゃって撮ってみました。
葉っぱの芽出しの色がなんともいえずかわいいです。
そして、細いですよね。ムルチフィダスっぽいです。


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こんな刺激的なピコティの花も!!
しかもステムがぶっとい・・・。
セルビクスは弱々しいというイメージばかり持っていたんで、驚きでした。


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グリーンならグリーン、バイカラーならバイカラーでコロニーを作っているわけではなく、
混在してるんです。
これは交雑していることを意味しているのか・・・な?


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これも、隣り合ってるけどこんなに違う。
それにしてもこいつもステムが太い~。


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背景の山にほどよく雪が積もっていて、とても幻想的。
ここはずーーーっといても飽きません。
いやほんと、一日中いたかったなぁ。


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景色もいいけど、こんなキレイなヘレボにも出会えるし。


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ヘルツェゴ
の原生地も桃源郷だったけど、ここも天国みたい。


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現実の世界とは思えない美しさでした。ただため息ばかり。


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この場所について説明してくれているイヴァン。
ここはトルコ人の墓地だったそうです。
でも今はアルバニア人の居住区。なので墓石は放置されているんだそうです。

ここでも民族同士のせめぎあいを目の当たりにしました。
こういうのはほんと、日本人にはピンと来ない話ですね。

あ、ちなみに、この丘に生えているセルビクスのことを、「serbicus muliti」(セルビクス ムリチ)と、
ヴィンチェクさんは呼んでいました。
「葉っぱが細かいセルビクス」ってこと・・・なのかな?


このあと、さらなる桃源郷が我々を待っていたのでした。
続きます。
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